手取り14万独身30代女の貧困生活

北関東在住、子供部屋おばさんの日常

映画『グリーンブック』をレビュー

どうも、手取り14万手取り10万独身アラサーみそぱんなです。
※コロナ禍の影響で収入が激減してます。

映画『グリーンブック』を見ました。
グリーンブック(字幕版)

『グリーンブック』(Green Book)は、2018年のアメリカ合衆国の伝記ヒューマン映画。
ジャマイカアメリカ人のクラシック及びジャズピアニストであるドン"ドクター"シャーリーと、シャーリーの運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警備員トニー・ヴァレロンガによって1962年に実際に行われたアメリカ最南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた作品である。

Wikipediaより

こういうヒューマンドラマは大好きです!

注意!
ここからネタバレ




。。。


OK?


ではどうぞ!

実話ベースの映画

『グリーンブック』は実在したドン・シャーリーという天才ピアニスト(ジャマイカアメリカ人:黒人)と、屈強な肉体を持つ運転手のトニー・ヴァレロンガ(イタリア系アメリカ人:白人)が黒人差別が濃い南部に実際演奏ツアーをしに行った事にインスパイアされていてできた作品でして、実話を知らなくても全然大丈夫!

実際私も全くの予備知識なしでも十分楽しめました😀

二人の出会い

最初のシーンはなんとなく黒人白人の立場は逆転しているけれども、2011年に公開されたフランス映画の『最強のふたり』と似た雰囲気を感じました。

最強のふたり (字幕版)

最強のふたり (字幕版)

  • フランソワ・クリュゼ
Amazon
最強のふたり』も実話ベースのお話ですよね(*´ω`*)
(コチラは実際は白人同士の話なんですが💦)

面接のシーンの雰囲気とが良く似ております。

職場のバーが改装工事の為、仕事がなくなったトニーは運転手の仕事を紹介され、”ドクター”シャーリーの元を訪れます。
アフリカの王様のような格好をして現れたシャーリーと明らかに着慣れていないスーツに身を包んだトニー。
屈強な体でトラブル解決する腕を見込まれたトニーは運転手として働かないかと打診されます。

運転だけの仕事かと思いきや、実際は付き人もしくはマネージャーのような生活面も世話を見ろと言うシャーリー。

それに対して俺は召使ではないときっぱり良い放ち面接時の時の印象は散々。

それでもなんだかんだでトニーはシャーリーの運転手として採用されます。

旅の始まり

几帳面で洗礼されたシャーリーとガサツで乱暴なトニーはやはり小競り合いが耐えません。

舞台上ではスターですが、それ以外では酷い黒人差別に耐えているシャーリー。

差別に憤慨しつつそれでも舞台で素晴らしいピアノを弾く姿に素直にトニーはシャーリーの事を認めていきます。

ムカつく相手でも良いものは良いと認める、トニーは良くできた大人ですよ(´;ω;`)

差別

黒人差別がテーマだと思われがちですが、白人であるイタリア系アメリカ人のトニーもアメリカでは差別されているのですよね。
肌の色、出身地、LGBTなど様々な差別を扱っている映画なんですよ。

知識人ぶってシャーリーのピアノは褒めちぎる癖に、舞台から降りたら即差別する白人の金持ち達。
「音楽の事なんて分からない」「教養がない」と思われたくないから、内心差別している黒人のピアノに拍手を送っている姿がまあ本当に醜い。

コミカルな表現

この映画を見た後はケンタッキーが無性に食べたくなります(笑)

トニーがシェリーに強引にケンタッキー・フライド・チキンを勧める姿がコミカルで面白いのですよね(^o^)

息が詰まらないように面白いシーンが散りばめられていて、差別的なシーンが多くても暗くはならない内容になっていてバランスがとてもいい作品だと思います。

あれだけ抵抗していたフライドチキンを、シャーリー普通に最後のバーでしれっと食べてるのが笑える☺️
骨をポイ捨てするのは良いのに、飲み物はポイ捨て許さないシャーリーはお育ちが良い(笑)

手紙

二ヶ月の長いツアーなので、トニーは自分の奥さんに手紙を書きます。

トニーは屈強で喧嘩早いけど、音楽が良い物なら良いってちゃんと分かるし、
面倒臭がっていた手紙もきちんと小まめに書くし、
結局面倒見が良いし、
真面目で良いやつなんですよね。
(手癖は悪いが)

肝心の手紙は誤字ですぐにぐしゃぐしゃにするし、スペルも間違いばっか、そんなトニーの手紙を見てシャーリーが手紙を書くのを手伝います。

シャーリーが言った内容を書き綴っていくのですが、まあロマンチック(笑)
絶対トミーそんなこと言わないじゃん!って位甘々な甘な文章。

自分では絶対言わなそうなのに、嫌がらず素直に書き綴っているトミーが可愛く見えて来ます(笑)

気高いシャーリー

黒人差別に決して屈しようとしないシャーリーは本当に強い。
ピアニストとして成功しているリッチなシャーリーは黒人の中でも浮いている存在。
黒人同士でもあまり馴染めず、独りお酒を呑んでずっと難しい事を考えている様な表現。

そんなシャーリーが、トニーにつられて笑ったりすると嬉しくなります( ^ω^ )
シャーリーまじ幸せになって欲しいわ…。
本当に最後のシーンでシャーリーが心から笑ってくれてて嬉しくなりました。

ハッピーエンドで最高です✨

まとめ

いかがでしたでしょうか?
作品のストーリー順一切無視して書きたい内容わんさか書いて参りましたが、
結果としてこの『グリーンブック』はとても良い映画でまた見たいと思わせる話でした。
とにかく出てくるキャラクターが良いんですよね✨

映画の最後はクリスマスイブの夜で終わるので、クリスマスシーズンに見るのが良いと思いますよ!

では、『グリーンブック』のレビューこれにて!

また次の映画でお会いしましょう!

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